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MacOS SierraにClickHouseをインストールする

Qiitaからの移植です。

この記事では、ClickHouseというデータベース管理システムをMacOS Sierraにインストールする方法について説明します。自分の持っているMacOSがSeirraのみなので、Sierraに限定しています。あらかじめご了承ください。

ClickHouseとは

ClickHouseとは、ロシアのYandex社が中心となって開発しているオープンソースの列指向データベース管理システムです。Redashで公式に対応していたり1、Wikipediaに記事ができていたりと、世界では結構知名度があるようです。

しかしながら、日本では知名度はほとんどなく、日本語での解説は非常に少ないです。自分が把握している解説記事は次の通りです。

これらを見れば、ClickHouseがどういうものかのイメージがつくと思います。

MacOS Sierraへのインストール

Dockerを使う

MacOS Sierraにインストールする方法としては、これが一番簡単です。ここではDockerの説明はしませんので、他で参照してください。

Dockerイメージは[公式で公開]されています。リンクはyandex/clickhouse-serverです。イメージの使い方はリンク先に説明がありますので、そちらを参考にしてください。

Homebrewの非公式Formulaを使う

パッケージマネージャーHomebrewを使用する方法です。残念ながら公式のFormulaにはClickHouseがありません。そこで、非公式のFormulaを使用します。

私がオススメする非公式Formulaは、 https://github.com/deem0n/homebrew-clickhouse です。少なくとも自分の環境では、うまくいきました。(あと、わずかながら、自分もリポジトリにcommitしています。)

非公式Formulaの使い方は、リンク先のGitHubリポジトリに書いてあるので、そちらを参照してください。

ソースからビルドする

最終手段です。Homebrewを使用します。ビルド方法は公式のドキュメントに書いてあるのですが、ここに書いてある通りにやってもうまくいかなかったので、ここで補足しながら説明します。

まず、Homebrewで必要なライブラリとかツールをインストールします。gccのバージョン6を使うことに注意してください。

$ brew install cmake gcc@6 icu4c mysql openssl unixodbc libtool gettext zlib readline boost --cc=gcc-6

次にgit cloneでClickHouseのリポジトリを取得して、ローカルリポジトリのディレクトリに移動します。

$ git clone -b stable --recursive --depth=10 git@github.com:yandex/ClickHouse.git
$ cd ClickHouse

ここからビルドおよびインストールです。次の手順で行います。

$ mkdir build
$ cd build
$ cmake .. -DCMAKE_CXX_COMPILER=`which g++-6` -DCMAKE_C_COMPILER=`which gcc-6`
$ make -j `sysctl -n hw.ncpu` install

最後にClickHouseサーバーの起動方法について説明します。(デーモンとして)起動するには以下のコマンドを実行します。

$ sudo clickhouse-server --daemon --pid-file=/var/run/clickhouse-server.pid --config-file=/usr/local/etc/clickhouse-server/config.xml

  1. RedashのサポートしているDBの一覧 https://redash.io/integrations/